3日午前、 大阪市の 道路で、 2台の 車の 運転手が車線変更をめぐるトラブルから路上で口論となり、 この うち33歳の 男が車を発進させ、 窓枠をつかんでい…
3日午前、大阪市の道路で、2台の車の運転手が車線変更をめぐるトラブルから路上で口論となり、このうち33歳の男が車を発進させ、窓枠をつかんでいた相手の男性をおよそ60メートル引きずってけがをさせたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、3日午前11時前、大阪・浪速区の片側2車線の道路で、ワンボックスカーを運転していた28歳の男性が前に急に軽乗用車が入ってきたとしてクラクションを鳴らしました。 その後、2台の車は互いに車線変更を繰り返しながら数百メートル走り、信号で止まったところで双方の運転手が車から降りて路上で口論になったということです。 この際、28歳の男性が窓枠をつかんでいたにもかかわらず軽乗用車が発進し、手を離すまでの間、およそ60メートルにわたって引きずられ、腕や腹に軽いけがをしたということです。 警察は、軽乗用車を運転していた大阪・此花区の運送業、片山賢治容疑者(33)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。 調べに対し容疑を認める一方、トラブルの原因については「相手にあおられたと思った」と話しているということで、警察は詳しい状況を調べています。 近くにいた50代の男性は、「赤い軽乗用車と白いバンが互いに追い抜きあっているのを見ました。2台は交差点の手前で止まり、運転していた2人が車から降りたので、大きな渋滞になりました。交通量の多い道なのでとても迷惑です」と話していました。