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新幹線の台車に亀裂 部品に異常な回転か 前日点検では異常なし

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11日、 運行中の 東海道・ 山陽新幹線の 台車に亀裂が見つかったトラブルで、 台車の 部品の 一部に焦げたような跡があったことから、 部品に異常な回転が起…
11日、運行中の東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかったトラブルで、台車の部品の一部に焦げたような跡があったことから、部品に異常な回転が起きていた可能性があることがわかりました。国の運輸安全委員会は、脱線など重大な事故につながったおそれがあるとして重大インシデントに指定し、亀裂ができた詳しい原因を調べています。 11日、博多から東京に向かっていた東海道・山陽新幹線の「のぞみ34号」が名古屋駅に到着した際に、車両の台車の一部に亀裂や油漏れが見つかりました。 JR東海は名古屋駅で運転を取りやめ、およそ1000人の乗客を別の列車に乗り換えさせる措置を取りました。 国土交通省によりますと、台車の中にあるモーターの回転を車輪に伝える「継手」と呼ばれる部品に、焦げたような跡が残っていたことがわかりました。継手は通常、高温にならないため、この部品に異常な力が加わったまま高速回転し、摩擦が起きた可能性があるということです。 JR西日本によりますと、新幹線は午後2時前に小倉駅を出発した際に車両から焦げたような臭いがしたあと、「うなり音」も確認されましたが、そのまま運行を続け、午後5時前に到着した名古屋駅で床下を点検して異常が見つかったということです。 国の運輸安全委員会は、脱線など重大な事故につながったおそれがあるとして、新幹線では初めて重大インシデントに指定し、台車に亀裂ができた詳しい原因を調べています。

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