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特別検察官、トランプ氏を近く聴取か 米紙報道 ロシア疑惑で

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米紙ワシントン・ ポストなどは8日、 トランプ米大統領の 周辺とロシアとの 不透明な関係を巡る疑惑「ロシアゲート」 を捜査するモラー特別検察官がトランプ氏の 聴取を要請していると報じた。
【ワシントン=川合智之】米紙ワシントン・ポストなどは8日、トランプ米大統領の周辺とロシアとの不透明な関係を巡る疑惑「ロシアゲート」を捜査するモラー特別検察官がトランプ氏の聴取を要請していると報じた。数週間以内に実現する可能性があるという。 トランプ米大統領=AP ホワイトハウスのコブ法律顧問は「特別検察官とのやり取りについてはコメントしない」との声明を出した。 報道によると、モラー氏の捜査班が2017年12月、トランプ氏の弁護士に聴取を打診した。ただ弁護士側は、モラー氏側がトランプ氏に自由に質問する面談形式には消極的とされ、一部質問への書面回答を求めているという。 過去には1986年に発覚したイラン・コントラ事件を巡り、当時のレーガン大統領が書面回答に応じた経緯がある。 ロシア疑惑では、トランプ政権や選挙陣営の幹部が、ロシアの米大統領選介入について共謀した疑いなどが浮上している。これまでにフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)ら4人が起訴され、フリン氏ら一部幹部は虚偽供述などの容疑を認めた。 モラー氏はトランプ氏自身や家族の関与についても捜査している。聴取を通じ、トランプ氏が共謀を把握していたかどうかや、コミー前米連邦捜査局(FBI)長官更迭が司法妨害にあたるかどうかなどの疑惑について、裏付けを進めるとみられる。 今月20日に就任2年目に入るトランプ氏にとって、聴取は自ら証言して疑惑に区切りをつける機会となる。半面、聴取で新たな事実が判明すれば、自身を窮地に追い込んでしまうリスクもあり、対応が注目される。

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