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貴乃花親方、理事選に 同門の阿武松親方も出馬

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2月2日に実施される日本相撲協会の 理事候補選挙(2月1日に立候補受け付け)に、 貴乃花一門から貴乃花親方(元横綱)と阿武松親方(元関脇・ 益荒雄)が立候補することになった。 30日に協会関係者が明らかにした。 同日、 東京都内で開かれた一門の 会合で最終確認したという。
2月2日に実施される日本相撲協会の理事候補選挙(2月1日に立候補受け付け)に、貴乃花一門から貴乃花親方(元横綱)と阿武松親方(元関脇・益荒雄)が立候補することになった。30日に協会関係者が明らかにした。同日、東京都内で開かれた一門の会合で最終確認したという。
貴乃花一門が理事候補選に2人を擁立するのは初めて。協会関係者によると、一門内では、今回の選挙で貴乃花親方を支持しないという声もあったが、貴乃花親方が出馬を強行したとみられる。
これで六つの一門からの立候補者は定員の10人を上回る11人になる見通し。そのため、今回の理事候補選は5期連続で、投票に持ち込まれる公算が大きくなった。ただ、貴乃花一門から2人が立候補することになり、貴乃花親方は一門内での支持が少なく、当選は微妙な情勢だ。
貴乃花親方は2010年から理事を4期連続で務めた。だが、弟子の貴ノ岩関が被害者となった元横綱・日馬富士の傷害事件で、協会の調査に非協力的だったなどとして今月、初の理事解任の処分を受け、役員待遇委員に降格した。阿武松親方は初の立候補になる。
理事候補選を巡っては、各一門で出羽海が4人、二所ノ関が2人、高砂と時津風と伊勢ケ浜が各1人と計9人の擁立を固めている。
また、現在は無所属で、会合に出席した錣山親方(元関脇・寺尾)は副理事候補選(2日実施)に立候補することになった。定員3人の副理事候補選の定員は3人で、出羽海、二所ノ関、時津風の三つの一門が、それぞれ1人を推すことを確認しているため、副理事候補選も、投票となる見通し。【飯山太郎】

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