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大谷、3戦連発 劣勢のなか豪快な一振り

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二度あることは三度あるというが、 ここまで来ると驚嘆するしかない。 二回、 大谷が一振りで仕留めた打球は中堅へと消えていった。 3戦連発。 打った瞬間、 本塁打を確信できるような絶妙な角度でアーチを描いた。 先
二度あることは三度あるというが、ここまで来ると驚嘆するしかない。二回、大谷が一振りで仕留めた打球は中堅へと消えていった。3戦連発。打った瞬間、本塁打を確信できるような絶妙な角度でアーチを描いた。 アスレチックス戦の二回、3試合連続となる本塁打を放つ大谷=共同 先発のブリッドウェルが打ち込まれて0―6と劣勢の場面だった。2死無走者から仕留めたのは3球目のツーシーム。ストライクが欲しい投手心理を見透かしたように、甘い球を逃さなかった。ボール球をじっくり見極めていく目つきは鋭く、打ち損じもしない。打撃は絶好調で、悠然とダイヤモンドを回る姿は貫禄さえ漂う。 日増しに大谷への歓声は大きくなり、トラウトやプホルスと並ぶチームの顔になりつつある。試合前、ソーシア監督は大谷の打順を上げることについて、「評価しながらやる。スイングはいい。その可能性も出てくる」と話していた。相手からすれば、これほど厄介な8番打者はいない。 8日には2度目の先発が控える。ソーシア監督は以前、「背番号を(投手と野手の)2つあげたいくらいだ」と話していたが、ベンチがそう思いたくなるのもうなずける活躍。勢いはしばらく止まりそうにない。(渡辺岳史)

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