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立憲・枝野氏「対決型」国民・玉木氏「提案型」

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立憲民主党の 枝野幸男代表と国民民主党の 玉木雄一郎共同代表は30日、 安倍晋三首相との 初めての 党首討論に臨んだ。 枝野氏が学校法人「森友学園」 「加計学園」 の 問題を追及する「対決型」 で挑んだの に対し、 玉木氏は、 外交や経済で解決策を突き付ける「提案型」 で議論を展開し、 両氏の スタンスの 違いが際立った。
立憲民主党の枝野幸男代表と国民民主党の玉木雄一郎共同代表は30日、安倍晋三首相との初めての党首討論に臨んだ。枝野氏が学校法人「森友学園」「加計学園」の問題を追及する「対決型」で挑んだのに対し、玉木氏は、外交や経済で解決策を突き付ける「提案型」で議論を展開し、両氏のスタンスの違いが際立った。
枝野氏は、森友学園への国有地売却を巡り首相が「私や妻、事務所が関わっていれば、首相も国会議員も辞める」との従来の発言を「贈収賄は全くない、という文脈だ」と語り、関与の範囲を贈収賄に問われる場合に限定したことを批判。「急に限定を付した。一国のリーダーがひきょうな振る舞いをしたら、社会の倫理観をまひさせ国益を損なう」と語り、首相の妻昭恵氏の国会招致を改めて要求した。
加計学園の獣医学部新設を巡っては、学園の加計孝太郎理事長が2015年2月に首相に面会したとする愛媛県の文書について、枝野氏は学園側が架空の面会報告だったとコメントしたことを挙げ「『どういうことなんだ』と首相が言わなきゃおかしい」と指摘した。
一方、「対決より解決」を掲げる国民の玉木氏は「骨太の議論がしたい」と宣言し、経済、外交分野にテーマを絞って質問した。北方領土問題に関し「島(北方四島)が返ってきた時に米軍の施設や基地を置かないとトランプ米大統領から確約を取れば、日露の交渉は一気に進展すると思うがいかがか」と提案した。森友・加計問題については「政府・与党は出すべき資料は出し、呼ぶべき人は呼んでください」と述べるにとどめ、直接は質問しなかった。【樋口淳也、立野将弘】

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