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やり直しPK戦、12分で終わる 選手もファンも戸惑い

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サッカーの ワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグ、 日本―ポーランド戦に国内が沸いた28日、 名古屋市内でひっそりと「異例」 の 試合は行われた。 天皇杯全日本選手権2回戦、 名古屋(J1)―奈良ク(JFL…
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会1次リーグ、日本―ポーランド戦に国内が沸いた28日、名古屋市内でひっそりと「異例」の試合は行われた。天皇杯全日本選手権2回戦、名古屋(J1)―奈良ク(JFL)。華々しいパスやゴールの応酬はなかった。6日にあった試合のPK戦をやり直すだけ。午後6時から始まり、夕焼けの空が変わらぬうち、わずか12分で終わった。
発端となった6日の試合は延長戦を終えて1―1。最終的に奈良クがPK戦を5―4で制して「番狂わせ」を起こしたはずだった。後日、外部からの指摘で不具合が判明。奈良クの4人目のキック前の動作を主審が「不正なフェイント」と判定した場面だ。本来はキック失敗とすべきところ、やり直しを命じてそのキックが成功した。失敗であれば、その時点で4―2となって名古屋の勝利だったが、PK戦は続いた。
この判定を巡っては、さらに混乱した。協会が改めて奈良ク4人目のキックの場面を映像で確認したところ、フェイントとされた動作が「助走の一部」と認められた。正当なキックだったとされ、審判の判定が誤りだったと認定された。ミスが二つも重なり、「異例」のPK戦やり直しとなった。
■スタンドは鳴り…

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