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東証14時 高値圏でもみ合い 海外ファンドが先物買い

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11日後場中ごろの 東京株式市場で日経平均株価は同日の 高値圏でもみ合っている。 前週末に比べ130円ほど高い2万2800円台前半で推移している。 12日の 米朝首脳会談をきっかけに地政学リスクが後退するとみた短期志向の 海外ファンドが先高観を強め、 日経平均先物に買いを入れている。 値がさ株などには…
11日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は同日の高値圏でもみ合っている。前週末に比べ130円ほど高い2万2800円台前半で推移している。12日の米朝首脳会談をきっかけに地政学リスクが後退するとみた短期志向の海外ファンドが先高観を強め、日経平均先物に買いを入れている。値がさ株などには裁定取引の買いが入っている。 12日には米朝首脳会談だけでなく、米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まるなどイベントが控える。市場では「(重要日程に焦点を定めて運用する)『イベントドリブン』型の海外ヘッジファンドが円売りと同時に、先高観を強めて日経平均先物に買いを入れている」(国内証券の情報担当者)との声が聞かれた。外国為替市場で1ドル=109円80銭前後まで円安・ドル高が進み、企業の海外事業の収益改善を意識した買いも入っている。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3550億円、売買高は8億4473万株だった。 値がさ株の ソフトバンク や ユニファミマ が上げ幅を拡大している。 ファナック や ファストリ も高い。一方、 キリンHD は下げ幅を拡大している。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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