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蓮池薫さんが講演「拉致問題はこれからが正念場」

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北朝鮮に拉致され、 その 後、 帰国を果たした蓮池薫さんが16日講演し、 米朝首脳会談を機に、 今後、 日朝の 間で交渉の 動きがでてく…
北朝鮮に拉致され、その後、帰国を果たした蓮池薫さんが16日講演し、米朝首脳会談を機に、今後、日朝の間で交渉の動きがでてくるとしたうえで「拉致問題はこれからが正念場で、実質的な解決につなげるため、政府はしっかりと作戦を練り準備をしなければならない」と述べ、すべての被害者の帰国につなげる取り組みを求めました。 蓮池薫さんは、昭和53年に新潟県から北朝鮮に拉致され、平成14年の日朝首脳会談のあと、24年ぶりに帰国を果たしました。 16日、秋田市で講演した蓮池さんは、今月12日に開かれた米朝首脳会談について触れ、「非核化に進む道が見えてきた。日朝関係にも直接つながり、今、大きなチャンスが訪れつつあると見ている」と話しました。 そして今後、日朝の間で交渉の動きがでてくるとしたうえで「北朝鮮は拉致被害者について『8人死亡、4人が入国していない』と言っていて、今までの経緯を見れば、こうした方々を返さず、ごまかそうとする可能性が十分にある。これからが正念場で、実質的な解決につなげるため、政府はしっかりと作戦を練り準備をしなければならない」と述べ、政府に対し、すべての被害者の帰国につなげる取り組みを求めました。 さらに、交渉の在り方について、「北朝鮮がつくった調査報告書の真偽をめぐって、時間ばかりが流れてうやむやにされてしまう可能性もある。拉致被害者を返して、日朝関係を進めるんだという決断をくだすような交渉に持って行くべきで、そのためには、トップのキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に働きかけなければならない」と訴えました。

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