依然として９人の 少年などが出られないままとなっているタイ北部の 洞窟で、 救出活動の 責任者は日本時間の ９日午後１時から、 少年…
依然として９人の少年などが出られないままとなっているタイ北部の洞窟で、救出活動の責任者は日本時間の９日午後１時から、少年などを洞窟の外へ連れ出す救出活動を再開したことを明らかにしました。 タイ北部チェンライ県の洞窟で、地元サッカーチームの少年12人とコーチの合わせて13人が、大量の水に阻まれて先月23日から出られなくなっていましたが、８日に４人の少年が洞窟の外に救出されました。 洞窟の中にはまだ９人が残っていて、救出活動の責任者は記者会見で、現地時間の９日午前11時（日本時間午後１時）から救出活動を再開したことを明らかにしました。 ９日は４人を救出した８日よりも、多くのダイバーが救出活動に参加しているということですが、何人の救出を目指しているのかについては明らかにしませんでした。 ８日と同じ所要時間で救出活動が進めば、日本時間の午後８時から９時以降に、ダイバーたちが少年たちを連れて洞窟の外に出てくる計算になります。 ８日の救出活動では、洞窟の中に25メートル置きに設置した交換用の空気ボンベをすべて使い切ったことからその後、再びボンベを設置し直す作業が急ピッチで進められてきました。 ９日の救出活動はこうした準備が整ったことに加え、少年などの体調を確認したうえで再開したものと見られます。
