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愛媛、高知にも特別警報 土砂災害氾濫相次ぐ

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日本列島は8日も活発化した梅雨前線の 影響で、 西日本と東日本の 広い範囲で大雨になり、 各地で土砂災害、 河川の 氾濫が相次いだ。 気象庁は岐阜県に加え、 愛媛、 高知各県にも大雨の 特別警報を出し、 災害に巻き込まれないよう最大級の 警戒を呼び掛けた。 愛媛県大洲市の 豪雨で路上に横転したまま…
日本列島は8日も活発化した梅雨前線の影響で、西日本と東日本の広い範囲で大雨になり、各地で土砂災害、河川の氾濫が相次いだ。気象庁は岐阜県に加え、愛媛、高知各県にも大雨の特別警報を出し、災害に巻き込まれないよう最大級の警戒を呼び掛けた。
愛媛県大洲市の豪雨で路上に横転したままの車両(8日午前9時42分)=共同
特別警報が解除された地域、特別警報が今まで出たことがない地域でも、観測記録を更新する記録的な大雨になっており、厳重な警戒が必要になる。
気象庁によると、8日午前、岐阜県下呂市と高知県宿毛市ではともに観測史上最高の1時間に108.0ミリの猛烈な雨が降った。6月28日から8日午前10時までの総雨量は、高知県本山町で1685.0ミリ、徳島県那賀町で1364.5ミリ、岐阜県郡上市で1208.5ミリ、長野県王滝村で1111.5ミリ、宮崎県えびの市で987.5ミリなどとなっている。
広島県三原市の沼田川や岡山倉敷市の小田川では氾濫が発生した。
西日本から北日本にかけて停滞している前線に暖かく湿った空気が流れ込んでいる。大気の状態が非常に不安定になっており、落雷や竜巻などの突風にも注意が必要だ。今後、前線は北上して活動が徐々に弱まる見込みだが、雨が降りやすい状態は続き、河川が増水・氾濫する恐れもある。
9日正午までの24時間予想雨量は多い地域で四国、九州南部150ミリ、九州北部100ミリ、東海80ミリの見込み。
〔共同〕

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