カンボジア・ サッカー協会は12日、 プノンペンで記者会見を開き、 日本代表としてワールドカップ(W杯)に3大会連続で出場した本田圭佑選手(32)がカンボジア代表の ゼネラルマネジャー(
【プノンペン=共同】カンボジア・サッカー協会は12日、プノンペンで記者会見を開き、日本代表としてワールドカップ(W杯)に3大会連続で出場した本田圭佑選手(32)がカンボジア代表のゼネラルマネジャー(GM)に就任したと発表した。本田選手の事務所によると登録上は別の監督がいるが、チームの構成や指揮を執り、実質的に監督の役割を担うという。
ベルギーに敗れ、肩を落とす本田=沢井慎也撮影
インタビューに答える本田圭佑氏(16日、東京都渋谷区)
入団が決まったメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)で現役としてプレーを続けながら、カンボジアのサッカー発展に尽力する。本田選手は記者会見で「こういう契約は世界のどこを見ても初めてだと思う。可能な限りカンボジアのサッカーに関わりたい」と話し、サッカーのスタイル確立と同国の魅力の発信を目標に掲げた。
カンボジアはW杯出場経験はなく、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは166位。本田選手は9月10日のマレーシア戦でベンチ入りする予定。〔共同〕