7日午前、 北海道の 標津町と上富良野町の 住宅で、 40代と70代の 男性がそれぞれ死亡しているの が見つかりました。 2人はいずれ…
7日午前、北海道の標津町と上富良野町の住宅で、40代と70代の男性がそれぞれ死亡しているのが見つかりました。2人はいずれも地震による停電のため室内で発電機を使っていたということで、警察は排気ガスで一酸化炭素中毒になったとみて調べています。 警察によりますと、7日午前8時半前、標津町の公営住宅で、1人暮らしをしている40代の男性が室内で倒れているのを部屋を訪ねた勤務先の同僚が見つけ、消防に通報しました。 男性はすでに意識がなく、その場で死亡が確認されました。 また同じころ、上富良野町でも自営業の70代の男性が自宅の居間で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。 警察によりますと、2人の自宅は当時、いずれも今回の地震の影響で停電し、玄関には発電機が置かれていたということです。 発見された時にはいずれも発電機が停止し、燃料のガソリンがなくなっていたということで、警察は2人が発電機から出た排気ガスで一酸化炭素中毒になったとみて調べています。 警察は、発電機を室内で使うことは避け、やむをえず使用する場合は換気を十分に行うよう注意を呼びかけています。