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トンネル内での風圧体感研修を廃止 JR西日本

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JR西日本はおととしから続けてきた、 トンネル内で走行中の 新幹線の 風圧を間近で感じる研修について、 一部の 社員から恐怖を感じ…
JR西日本はおととしから続けてきた、トンネル内で走行中の新幹線の風圧を間近で感じる研修について、一部の社員から恐怖を感じたという意見が出ていたことを明らかにしたうえで、今後はトンネルには入らず、線路から離れたところで行うと発表しました。 JR西日本は走行中の新幹線から部品が外れた際の危険性を身をもって知ってもらうため、おととしから社員が、山陽新幹線のトンネル内で、スピードや風圧を間近に体感する研修を行っていました。 走行中の新幹線は最高で時速300キロにも達することから、一部の労働組合から「危険だ」などとして中止を求められていました。 JR西日本の来島達夫社長は24日の定例記者会見で、研修自体の安全性に問題はなかったとしながらも社員の一部からは「風圧が怖かった」といった意見が出ていたことを明らかにしました。 そのうえで、研修自体は必要だがトンネル内に立ち入る準備に労力がかかるなどとして、今後はトンネルに入らず線路から離れたところで研修を行うと述べました。

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