元横綱日馬富士の 傷害事件を巡り、 被害者の 貴ノ岩関は4日、 慰謝料など約2400万円の 損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。 代理人弁護士が記者会見して明らかにした。 元…
元横綱日馬富士の傷害事件を巡り、被害者の貴ノ岩関は4日、慰謝料など約2400万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。代理人弁護士が記者会見して明らかにした。元日馬富士は昨年11月、事件の責任を取って引退。昨年12月に傷害罪で略式起訴され、罰金50万円を納付した。
起訴内容などによると、秋巡業中の昨年10月26日未明、鳥取市内にあるラウンジの個室で、貴ノ岩関をカラオケのリモコンで殴るなどし、約12日間のけがをさせたとしている。
事件をめぐっては、内閣府に提出した告発状(後に取り下げ)の内容が事実無根だと認めるよう日本相撲協会の役員から求められたことを理由に、貴ノ岩関の師匠だった元貴乃花親方(元横綱)が今月1日付で協会を退職している。