都心の １等地の 売買をめぐって大手住宅メーカーの 積水ハウスが55億円をだまし取られ、 「地面師」 グループの 12人が逮捕された…
都心の１等地の売買をめぐって大手住宅メーカーの積水ハウスが55億円をだまし取られ、「地面師」グループの12人が逮捕された事件で、国外に逃亡した主犯格の58歳の男について、警視庁は、ＩＣＰＯ＝国際刑事警察機構を通じて国際手配したことがわかりました。 去年、東京 品川区にある１等地の売買をめぐって、積水ハウスが55億円をだまし取られた事件では、これまでに「地面師」グループの12人が逮捕されています。 これまでの調べで、自称コンサルタントで、カミンスカスと姓を変えた小山操容疑者（58）は、積水ハウスとの交渉の場に立ち会ったうえ、契約を結ぶなど、主犯格の１人とみられ、先月13日、羽田空港からフィリピンに逃亡したことがわかっています。 警視庁は、逮捕状を取って行方を捜査していますが、13日までに、ＩＣＰＯ＝国際刑事警察機構を通じて国際手配したことがわかりました。 これまでの調べで、小山容疑者はフィリピンに逃亡する前にマンションを担保に少なくとも数千万円を借りるなど、事前に逃亡の計画を立てていたとみられています。 警視庁は、フィリピン当局に情報を提供するなどして、行方を捜査しています。
