第94回選抜高校野球大会は第9日の28日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝があり、大阪桐蔭が市和歌山を17―0で破った。新型コロナウイルスの感染者が出た広島商の参加辞退で2回戦が不戦勝となったが、大会記録に並ぶ1試合6本塁打を放った。西谷浩一監督は春夏通算59勝目で、PL学園（大阪）の …
第94回選抜高校野球大会は第9日の28日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝があり、大阪桐蔭が市和歌山を17―0で破った。新型コロナウイルスの感染者が出た広島商の参加辞退で2回戦が不戦勝となったが、大会記録に並ぶ1試合6本塁打を放った。西谷浩一監督は春夏通算59勝目で、PL学園（大阪）の中村順司元監督を抜いて歴代単独2位となった。 長打が打てるチームではない。（6本塁打に）ちょっとびっくりしている。先発の前田はしっかりゲームを作ってくれた。（2回戦を辞退した）広島商の分まで心を込めてやろうと話した。 私も不戦勝は初めてで、難しかった。試合に勝って力をつけるのが甲子園だと思っているので、非常にやりにくかった。選手には「しっかり練習してゲームに入ろう」と言った。 正直なところ、試合前に打撃が良い状態で入れた選手が半分ぐらい。特に（1イニング2本塁打を放った）伊藤は良い状態ではなく、試合ギリギリまでコーチと準備した。l本出て気持ちが楽になり、良い方向に行ったのでは。選手たちの自信になったと思う。 前田は投げたくてうずうずしていたのではないか。（捕手の）松尾がしっかりとリードしてくれて、直球と変化球のバリエーションが良かった。堂々と投げてくれた。 （監督の通算勝利数でPL学園の中村元監督を超え、1試合6本塁打はPL学園に並んだ点について）PL学園はずっと目標にしてきた。並んだからとか、超えたから勝ったという気持ちはない。 公式サイト「センバツLIVE！」（https://mainichi.
