Home Japan Japan — in Japanese 車内取り残し2歳児死亡、父を書類送検 心理的負荷で「失念」と識者

車内取り残し2歳児死亡、父を書類送検 心理的負荷で「失念」と識者

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大阪府岸和田市で昨年 、乗用車内に取り残された女児(当時2)が熱中症で死亡した事案で、大阪府警は 、女児を保育所に送り届ける予定だった父親(34)を重過失致死の疑いで大阪地検岸和田支部に書類送検した。父親は「自分の責任です」と容疑を認めているという。府警は地検に、寛大な処分を求めた。
 死亡したのは、同市の渕上惺愛(せいら)さん。3人姉妹の次女で、両親と5人暮らしだった。捜査1課によると、父親は昨年 午前 45分ごろ、乗用車に3姉妹を乗せて自宅を出発した。長女と三女を認定こども園に預けた後、次女を別の保育所に送り届けるのを失念して帰宅。次女を預けたと思い込み、車内を十分に確認せずに車から降り、次女を約 間にわたって放置して熱中症で死亡させた疑いがある。
 次女は3列シート最後列の運転席側のチャイルドシートに座り、運転席から死角になっていた。父親は午後 半ごろ、次女を迎えに行った保育所で「来ていない」と言われて預け忘れに気づき、車内で意識のない次女を見つけたという。自ら119番通報した。
 同課によると、父親は に交通事故に遭い、その後に失業。当日は注文したクリスマスツリーを受け取るほか、来客用に掃除する必要もあり、父親は「自宅に早く帰らなければならないとの焦りがあった」と説明したという。
 府警はヒューマンエラーに詳しい研究者から、父親は経済的な心配などで負荷がかかり、次女の送迎について「失念する要因がそろっていた。人為的なミスはあり得る」との意見を得たという。家族に処罰を求める意思はなく、保育所などの聞き取りでも「父親は愛情を持って次女に接していた」との話だったという。「子ども忘れて置き去り」 ドライバーの0.

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