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流行語大賞に「ふてほど」 背景は? “コンプラ縛り”の現代社会に対する「アンチテーゼ」評価

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「2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日に発表された。ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が年間大賞に決定。選考委員は、コンプラ社会に対する現代への「皮肉」として評価した

年末恒例の「 ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)が 発表され、阿部サダヲ(54)主演で今年 期に旋風を巻き起こしたTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が年間大賞に選ばれた。最近3年間は野球界からの選出だったが、今回はドジャース・大谷翔平の「50-50」がノミネートされた中で、ドラマ界から11年ぶりの選出となる快挙。漫画家・やくみつる氏ら選考委員が、選出の意図を語った。

「ふてほど」は宮藤氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。主人公は (昭和61年)から (令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎(阿部サダヲ)。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。

毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプラ社会に押し付けがましくなく一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、SNS上で大反響を呼んだ。

ドラマ関連ワードが大賞に選ばれるのは、 に大賞に輝いたTBSContinue reading...