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中国海軍 元日から南シナ海で空母発着訓練

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NewsHub中国海軍は、空母「遼寧」が元日から南シナ海で艦載機の発着を伴った本格的な訓練を行ったと発表し、運用能力が着実に向上していることをアピールして、アメリカをけん制する狙いがあるものと見られます。 中国海軍は、空母、遼寧がミサイル駆逐艦などと艦隊を組んで、元日から南シナ海に展開し、艦載機の「殲15」や、ヘリコプターによる発着訓練を行ったと発表しました。 国営の中国中央テレビは、風が強く波が高い洋上を航行する遼寧の甲板を、殲15が繰り返し発着する様子を伝えました。遼寧は2013年に南シナ海で、性能テストを兼ねた訓練を行ったことがありますが、南シナ海での、艦載機の発着を伴った本格的な訓練の様子が公開されたのは初めてと見られます。 中国軍は、空母を開発する最大の目的の1つに、南シナ海における主権や海洋権益の確保を挙げていて、国営テレビは「南シナ海にアメリカ軍の空母だけが存在する歴史は完全に終わった」と伝えました。 遼寧は先月25日に沖縄本島と宮古島の間を通過して、初めて太平洋に出たあと、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通って、中国南部の海南島の基地に入港していました。 今回、南シナ海での本格的な訓練の様子を公開した背景には、空母の運用能力が着実に向上していることをアピールし、トランプ次期政権の発足まで3週間を切ったアメリカをけん制する狙いがあるものと見られます。

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