３年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けてイギリスを訪れている丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は、２０１２年のロンドン大会の関係者と会談し、大会運営の態勢作りのため必要な情報の提供で引き続き協力していくことで一致しました。 イギリスのロンドンを訪れている丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は、１６日、２０１２年のロンドンオリンピックで担当相を務めたイギリスのオリンピック委員会のロバートソン会長と会談しました。 会談でロバートソン会長が「協力できることは何でもしたい」と切り出したのに対し、丸川大臣は「オリンピックまで３年半前のタイミングで、何が必要かを思い出していただき、指導してほしい」と述べ、改めて協力を求めました。 そして、２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、施設の建設に加え、選手や観客の輸送、それに警備の態勢作りを急ぐ重要性を確認し、必要な情報の提供で引き続き協力していくことで一致しました。 会談のあと丸川大臣は記者団に対し、「これから一気に準備を加速させるタイミングであり、国としてしっかり取り組む」としたうえで、「オリンピックを通じて日本の魅力の発信をどう進めていくかも重要だ」と述べました。
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