日本相撲協会は25日、大相撲春場所の番付編成会議後に臨時理事会を開き、稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=の第72代横綱昇進を正式決定した。東京都内のホテルでの横綱昇進伝達式では稀勢の里は「横綱の名に恥じぬよう精進いたします」と口上を述べた。その後行われた会見の一問一答は以下の通り。 --横綱昇進おめでとうございます。 「ありがとうございます」 --今の心境は 「よりいっそう気が引き締まりまた」 --使者を待つ間少し堅くなっていた? 「少し堅くなっていた。緊張もあった」 --昇進したという実感は 「今からわいてくると思う。これからですね」 --伝達式をどんな気持ちで迎えた 「今までお世話になった人への感謝の気持ちを持ってきょうここにやってきた」 --入門から15年。道のりを振り返ると 「本当にいい経験をたくさんさせていただいたのと、人に恵まれたのと、本当に自分一人では乗り切れなかった15年だと思う」 --苦しい時期もあったのでは 「ダメなときも声かけてくれた人がいたし、助けてくれた人もいた。本当に感謝しかない」 --ふるさと・茨城でも多くの人が待ち望んでいた 「いつも地元では温かい応援していただき、地元に帰るとたくさんの人が出迎えてくれて、本当に力になった。これから恩返しできるように、良い報告できるようにがんばっていきたい」 続きを読む
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