シリア内戦をめぐり、国連安全保障理事会は12月31日、ロシアとトルコが主導した全土での停戦を支持する決議を全会一致で採択した。シリアのアサド政権を支えるロシア主導の停戦に安保理が事実上のお墨付きを与えた形だ。シリア政策でロシアと対立してきた米国も賛成した。
内戦が続くシリアでは12月30日、アサド政権と主要反体制派の間で今年3回目の停戦が発効した。短期間で崩壊した過去2回の停戦は米ロの主導だったが、今回はロシアとトルコが米国抜きで実現させた。
今回の決議案の作成もロシアとトルコが主導。決議は「シリアでの暴力を止めるロシアとトルコの努力を歓迎し、支持する」という文言で停戦を支持した。
一方、カザフスタンの首都アス…
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