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実弾誤射、25人を懲戒処分 陸自、北海道の演習場事故

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NewsHub北海道鹿追町の陸上自衛隊然別演習場で昨年5月、訓練中の隊員が空包と間違えて実弾を撃ち2人が負傷した事故で、北部方面総監部(札幌市)は13日付で、誤って実弾を配備した担当者ら計25人を停職や減給などの懲戒処分にした。 誤射は、北部方面輸送隊第310輸送中隊の訓練中に発生。車列を襲撃から守る想定で、隊員が敵味方に分かれていた。空包を使うはずが、小銃から実弾計79発を発射。銃口に付けていた器具が破損し、男性隊員2人が軽いけがをした。 陸自の調査によると、担当者が弾薬を電子システムで補給部隊に請求する際、過去に実弾を請求した際のデータをそのまま使った。弾薬の受領や隊員への配布の際にも気付かないなど、人為ミスが重なったとしている。 陸自は事故を受け、実弾を請求すると確認画面が表示されるよう電子システムを改修。弾薬の箱を色分けするなど、再発防止策を講じた。

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