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日米経済「新政権と議論」=TPPは説得継続-安倍首相・参院代表質問

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NewsHub参院本会議で代表質問する民進党の蓮舫代表(手前)。中央奥は安倍晋三首相=24日午前、国会内
安 倍 晋 三 首相の施政方針演説に対する各党代表質問が24日午前、参院本会議でも始まった。トランプ米大統領が日本との自動車貿易を不公平と批判するなど「米国第一」の姿勢を強めていることに関し、首相は「日米経済関係をどのように発展、進化させていくか、新政権とさまざまなレベルで議論していきたい」と語った。自民党の 吉 田 博 美 参院幹事長への答弁。 民進党の 蓮 舫 代表は、トランプ氏が環太平洋連携協定(TPP)からの永久離脱を指示したことを受け、政府の通商交渉への対応をただした。首相は「今後の通商交渉のモデルとなり、21世紀の世界のスタンダードになっていく」とTPP合意の意義を強調。「大統領は自由で公正な貿易の重要性については認識している」とも語り、米側への働き掛けを続ける考えを重ねて示した。 文部科学省の天下りあっせん問題について、首相は「不正は絶対に許さないとの方針は変わらない。必要なことは何でもやるとの考えで国民の信頼を確保していく」と強調。「事案が判明したのは、厳格な監視が機能したからだ」とも主張した。 働き方改革に関し、首相は時間外労働について罰則付きで上限を定める法案の提出に向け作業を加速させる方針を強調。民進など4野党が提出している長時間労働規制法案については、「(時間外労働の)上限を厚生労働省令に丸投げするなど、具体的な中身がない」と批判した。(2017/01/24-12:29)

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