Home Japan Japan — in Japanese 最強の東福岡、最多得点で完結=接戦で生きた個の強さ-高校ラグビー:時事ドットコム

最強の東福岡、最多得点で完結=接戦で生きた個の強さ-高校ラグビー:時事ドットコム

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NewsHub集大成の試合でも、やはり東福岡は強かった。2年前に先輩が残した最多得点記録を13点塗り替えて3冠。最近10年で6度優勝の強豪にあって、歴代最強の印象すら漂わせた。 「相手に合わせず、自分たちのやりたいようにやった」とCTB森。磨いた技術とスピードを正面からぶつけて、東海大仰星の堅守を砕いた。前半19分、自陣から森が相手を次々かわしながら60メートルを走って先制トライ。強烈な個の力を印象付けた。 後半に同点とされても、わずか3分後に突き放す。同13分、ピンチを切り抜けた後に自陣からCTB堀川が50メートルを独走。その3分後にも堀川のトライで加点した。準々決勝と準決勝では追う展開で、終盤に逆転勝ち。主将のロック箸本は「ピンチでも信頼し合い、役割を果たすという気持ちが増してる」と苦しい経験が生きたことを強調した。 「どんな状況でも力が出せるようでないといけない。接戦ではフィジカルが生きる」の信念で、藤田監督は例年以上にチームを鍛えた。今年から個別に細かくメニューを組み立てて量も増やし、鍛えるほどに「自信と粘りが生まれた」(箸本)。 表彰式の後、控室で「あしたって練習あるよね」と選手たちから自然と言葉が出た。尽きぬ向上心が、フィフティーンに栄光をもたらしたのは間違いない。(2017/01/07-19:31)

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