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独仏首脳が会談 ヨーロッパの結束を確認

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NewsHubドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領が会談し、保護主義的な通商政策などを掲げるアメリカのトランプ大統領を念頭に、民主的な社会と自由貿易を守るためヨーロッパが結束していくことを確認しました。 ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領は、27日、ドイツの首都ベルリンで会談したあと、記者会見しました。 この中でメルケル首相は、イギリスがEU=ヨーロッパ連合から離脱することやアメリカのトランプ大統領が保護主義的な通商政策などを実行に移そうとしていることを念頭に、「世界の枠組みが大きく素早く変わろうとしている」との認識を示しました。そのうえで、メルケル首相は「私たちは、民主的な社会や自由貿易を守りながら、新たな課題に取り組まなくてはならない」と述べ、ヨーロッパの結束を呼びかけました。 また、フランスのオランド大統領も「アメリカの新政権が示す貿易のルールや世界の紛争の解決方法は、率直に言ってヨーロッパにとって挑戦だ」と述べ、懸念を示しました。 一方、アメリカのホワイトハウスの報道官は、トランプ大統領が28日にメルケル首相やオランド大統領とそれぞれ初めての電話会談を行うことを明らかにし、アメリカとヨーロッパを主導するドイツやフランスがどのような関係を築いていくのか注目されます。

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