大リーグのロイヤルズで通算３８勝を挙げたヨルダーノ・ベンチュラ投手が２２日、交通事故で死亡したと球団が発表しました。２５歳でした。 ロイヤルズや大リーグの公式サイトによりますと、ベンチュラ投手は２２日、母国ドミニカ共和国の高速道路で交通事故に遭い死亡しました。ベンチュラ投手自身が運転していたかどうかはわかっておらず、ロイヤルズは情報収集などのために現地に球団幹部を派遣したということです。 ベンチュラ投手は、最速で１６０キロを超える速球が持ち味の右ピッチャーで、先発ローテーションの柱として２０１４年から２年連続でロイヤルズのワールドシリーズ進出の原動力になり、昨シーズンは１１勝１２敗の成績で３年連続２桁勝利を記録していました。大リーグ通算成績は３８勝３１敗、防御率３．８９でした。 ロイヤルズのムーアゼネラルマネジャーは「球団の全員が衝撃を受けている。彼はいつまでもロイヤルズにとって特別な存在であり続ける」とコメントしました。 また大リーグ機構のマンフレッドコミッショナーは「野球界全体、特にドミニカ共和国のファンにとって、とても悲しい日だ。家族、チームメート、友人、そしてファンの皆さんに心から哀悼の意を表したい」というコメントを発表しました。
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