Home Japan Japan — in Japanese 軽井沢バス事故1年:献花に鎮魂の雪

軽井沢バス事故1年:献花に鎮魂の雪

316
0
SHARE

NewsHub長野県軽井沢町の国道18号碓氷(うすい)バイパス事故現場では、遺族や被害に遭った学生、住民らが15日未明から献花し、静かに手を合わせた。
亡くなった東海大学1年の池田衣里さん(当時19歳)の両親と兄は、献花台に池田さんの好物のワッフルなどをたむけた。父親は「会いたい気持ちは変わらない。成人式で晴れ姿の娘に会えなかったのがつらい」と声を詰まらせた。母親は「今年から明るく頑張るよと伝えた。残された者として事故防止を訴え続ける」と話した。
事故発生時刻の午前1時55分、亡くなった首都大学東京2年、田原寛(かん)さん(同19歳)の友人で、事故で負傷した同じ大学の男子学生3人も黙とう。それぞれが田原さんとの思い出を語り、「バス業界にはこの事故が最後になるよう再発防止に取り組んでほしい」などと語った。
バス運行会社「イーエスピー」(東京都羽村市)の高橋美作社長(55)も献花に訪れ、報道陣に「被害に遭った全ての方におわび申し上げる」と述べた。【武田博仁、川辺和将】

Similarity rank: 2.1
Sentiment rank: 0.2