第22回全国都道府県対抗男子駅伝は22日、広島市の平和記念公園を発着点とする7区間48キロのコースであり、長野が2時間19分9秒で3大会ぶりの頂点に立ち、最多優勝回数を7回に伸ばした。福岡が2位、前回優勝の愛知は3位だった。
長野は4区の本間敬大(佐久長聖高)がトップに立ち、6区で2位に後退するも、アンカーの上野裕一郎(DeNA)が再び首位を奪って逃げ切った。
(スタート時の気象=晴れ、気温7.4度、湿度50.6%、西の風0.8メートル)
昨年の岩手国体3000メートルで中学新記録を樹立した長崎の林田(桜が原中)が格の違いを見せた。2区(3キロ)で41位でたすきを受けると、「調子が上がってきていた。足が軽くて、区間新を出してやると思っていた」。その言葉通り、ダイナミックな走りで前を走る14選手を次々と抜き去り、区間記録を9秒も塗り替える8分20秒の快走。6区でも栃木の松山(大田原中)が区間新を更新するなど、中学生の健闘が光った。
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