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駐EU大使が辞意=離脱交渉に影響か-英:時事ドットコム

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NewsHub【ロンドン時事】英国のロジャーズ駐欧州連合(EU)大使が3日、辞意を表明した。英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)などが伝えた。ロジャーズ大使は、今春にも本格始動するEU離脱交渉で重要な役割を果たすとみられていた。 辞意の理由は不明だが、ロジャーズ氏は閣僚らに対し、EUと新しく結び直す自由貿易協定(FTA)の締結交渉決着には10年かかると警告したと先月報じられていた。これに対し、首相報道官は2年で十分と反論。BBC放送は「政府との間に多少、感情的な不一致があった」と伝えた。 キャメロン政権時代から大使を務めるロジャーズ氏は、これまでの経緯を知り尽くし、他のEU加盟国との微妙な駆け引きを担える人物として期待されていた。野党労働党は「後任選びを急がなければならない。時間がない」(ベン下院離脱問題特別委員長)とメイ首相に促している。(2017/01/04-00:48)

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