観光庁は１７日、２０１６年に日本を訪れた外国人旅行者の消費額が推計で３兆７４７６億円と前年に比べ７・８％増えたと発表した。先週発表の訪日客数２４０３万９千人と合わせ過去最高を更新したが、消費額の伸び率は１５年の７１・５％から急激に鈍化した。中国人らの「爆買い」の勢いが衰えており、自然や文化財が多い地方への誘客によって消費を拡大することが課題となる。 １人当たりの消費額は約２万円減の１５万５８９６円に落ち込んだ。 １６年の消費額を国・地域別に見ると、中国が最も多く１兆４７５４億円、台湾が５２４５億円、韓国が３５７８億円と続いた。
Similarity rank: 4.2
Sentiment rank: -1.7
