NHK福島放送局の記者が、業務用のタクシーチケットを不正に使用していたことが内部調査でわかりました。不正額は別の手当の分も含め合わせて20万円余りで、NHKは事実関係を精査したうえで、厳正に対処することにしています。 NHKの内部調査によりますと、NHK福島放送局の20代の男性記者は、おととし7月ごろから去年9月までの間に業務用のタクシーチケットをおよそ150回にわたって不正に使用していました。 業務に関連していたものの緊急性がなく、通常は認められていない場合にタクシーを使用したり、実際には乗り降りしていない場所を記載したりしていました。 また、勤務していないのに早朝や深夜の手当を受け取っており、不正額はタクシーの分が十数万円、手当の分が数万円で、合わせて20万円余りになるということです。 NHKは「事実関係を精査したうえで、近く責任審査を行い厳正に対処いたします。再発防止に向け、職員に対するコンプライアンス意識の徹底をはかってまいります」としています。
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