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「議論の進め方に影響」=新潟知事ら、東電を批判-柏崎耐震性:

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新潟県の 米山隆一知事は15日の 記者会見で、 東京電力が原子力規制委員会に対し、 柏崎刈羽原発6、 7号機(同県柏崎市、 刈羽村)の 審査で免震重要棟の 耐震性について誤った説明をしていたことに関し、 「本当に困る。 今後の 議論の 進め方に大きく影響してしまう」 と苦言を呈した。
新潟県の米山隆一知事は15日の記者会見で、東京電力が原子力規制委員会に対し、柏崎刈羽原発6、7号機(同県柏崎市、刈羽村)の審査で免震重要棟の耐震性について誤った説明をしていたことに関し、「本当に困る。今後の議論の進め方に大きく影響してしまう」と苦言を呈した。
米山知事は柏崎刈羽原発の再稼働について、東電に「県民の命と暮らしが守られない現状では認められない」と慎重な姿勢を伝えていた。東電内部では2014年に耐震性の正しい試算を把握しており、知事は「説明を信じるのが全てのベース。今までの話し合いは何だったのか」と批判。東電側に説明を求める考えを示した。
安全が担保されることを条件に再稼働を容認する柏崎市の桜井雅浩市長も15日の記者会見で、「(東電の)体質が発展途上だと見せつけられた。再稼働には、より一層厳しい条件を付けなければいけない」と指摘した。(2017/02/15-20:30)

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