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ソニー 映画事業の損失で最終利益見通し大幅下方修正

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NewsHubソニーはインターネットを通じた動画配信サービスの普及に伴って映画事業の資産価値が下がったとして、1000億円を超える損失を計上したことなどから、ことし3月期の決算での最終利益の見通しを大幅に下方修正しました。 ソニーは2日、去年4月から12月までの9か月間のグループ全体の決算を発表しました。それによりますと、売り上げは5兆6996億円で前の年の同じ時期に比べて9%減少し、最終利益は456億円と80%減少しました。 これは、インターネットの動画配信サービスが普及して、映画のDVDやブルーレイディスクの市場が縮小しているため、映画事業の資産価値が大きく下がったと算定し、1121億円の損失を計上したことが主な要因です。 このためソニーは、ことし3月期の決算について、最終利益の見通しをこれまで示してきた600億円という予想から、260億円へと大幅に下方修正しました。 ソニーの吉田憲一郎副社長は「映画事業で多額の損失を出したことを経営として重く受け止めている。収益力を立て直していきたい」と述べました。

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