【ワシントン＝小雲規生】 トランプ米大統領は１３日、 カナダの トルドー首相とホワイト – Yahoo!ニュース(産経新聞)
産経新聞 2/14(火) 9:05配信
【ワシントン＝小雲規生】トランプ米大統領は１３日、カナダのトルドー首相とホワイトハウスで会談した。会談後の共同記者会見で、トランプ氏は北米自由貿易協定（ＮＡＦＴＡ）の再交渉に意欲を示すとともに、カナダとの関係は「微調整する」と述べるにとどまった。
トランプ氏はカナダとの通商関係はメキシコに比べて「問題の深刻さがはるかに小さい」と言及。メキシコとの関係については「極めて不公平だ」とし、見直しの必要性を強調した。
一方、トルドー氏はＮＡＦＴＡのもとで米国とカナダの経済関係が深化し、米国の５０州のうち３５州ではカナダが最大の輸出先となっていると指摘した。さらに「両国の経済を統合することは両国に極めて有益だ」と述べ、今後数カ月かけて両国に雇用創出をもたらす方法について米国と協議する考えを明らかにした。
またトランプ氏は会見で、１２日に弾道ミサイルを発射した北朝鮮について「明らかに大きな問題だ。断固とした対応を取る」と述べた。さらに「この週末、日本の安倍晋三首相と素晴らしい時間を過ごした。お互いのことが非常によく分かるようになった」とも言及し、日米の結束をアピールした。
さらに移民政策に関しては「悪人は入国させない」として、厳しい国境管理を続ける姿勢を強調した。
両首脳は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」（ＩＳ）打倒に向け、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）の重要性を踏まえ連携する方針を確認した。
最終更新:2/14(火) 9:05
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