文部科学省の 元幹部（６１）が、 組織的天下りの 調整役だった人事課ＯＢの 嶋貫和男氏（６７）の 仲介で慶応大に再就職していた事案は、 内閣府の 再就職等監視委員会が違法の 疑いがあると指摘した２８件の あっせん事案の うちの １件であることが１３日、 分かった。 文科省によると、 前川喜…
文部科学省の元幹部（６１）が、組織的天下りの調整役だった人事課ＯＢの嶋貫和男氏（６７）の仲介で慶応大に再就職していた事案は、内閣府の再就職等監視委員会が違法の疑いがあると指摘した２８件のあっせん事案のうちの１件であることが１３日、分かった。文科省によると、前川喜平前事務次官や当時の人事課長も認識していたとみられる。今後の調査で幹部や人事課の関与が確認されれば、省ぐるみの違法あっせんの問題が拡大する可能性がある。 一方、慶応大は同日、嶋貫氏に２０１５年春ごろ人材紹介を依頼し、１６年１月に元幹部の面接をしたことを明らかにした。
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