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日産経営は後継に託す、電気自動車などで3社連携=ゴーン氏会見

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[東京 23日 ロイター] – 日産自動車の カルロス・ ゴーン会長兼社長は23日、 同社社長に西川廣人・ 共同最高経営責任者(CEO)が就任する人事を発表した後、 ロイターと会見
[東京 23日 ロイター] – 日産自動車のカルロス・ゴーン会長兼社長は23日、同社社長に西川廣人・共同最高経営責任者(CEO)が就任する人事を発表した後、ロイターと会見し、「自分が育ててきた人材にバトンを渡す時が来た」と述べ、日産経営の主導権を西川氏に託す姿勢を明確にした。 ゴーン氏は引き続き代表権のある会長にはとどまるが、今後は日産、三菱自動車、仏ルノー の3社の連携推進により注力する。同氏は会見で、今回の人事によって日産の運営について経営陣がより広い裁量を持つようになる一方、自らが会長、益子修氏が社長を務める三菱自と「均衡した経営体制になる」と指摘した。 ルノーとともに自らが指揮する3社の連携については、「新しい技術を速やかに製品化し、市場に届けるには、一貫した考え方とパートナーシップが必要」とし、電気自動車、自動運転、コネクテッドカーの領域での成果をどうあげるかが課題と述べた。同時に、3社連携のシナジーの80%は購買、製品開発、生産の分野で実現できるとの見通しを示した。 ルノーのCEOとして、同社の経営にも引き続き積極的に関与すると述べるとともに、「ルノーの成長を継続し、強固なものにするには、なおやるべきことが多く残っている」と語った。 今回の人事は4月1日付。日産の社長交代は約17年ぶりとなる。ゴーン氏は1999年にルノーから派遣され、日産のCOOに就任。2000年の社長就任後、01年に社長兼CEO、03年から会長も兼務していた。

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