九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の 町議会は２４日、 全１１人で構成する原発対策特別委員会で玄海原発３、 ４号機の 再稼働を賛成多数で承認し、 再稼働への 同意を決めた。 これを受け、 岸本英雄町長は来月６日…
九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の町議会は２４日、全１１人で構成する原発対策特別委員会で玄海原発３、４号機の再稼働を賛成多数で承認し、再稼働への同意を決めた。これを受け、岸本英雄町長は来月６日にも同意を表明する。 特別委には九電の山元春義取締役、今村博信玄海原発所長ら７人が出席。新規制基準に適合するとして１月に原子力規制委員会から許可が出た玄海３、４号機について、地震や津波、火山の影響をどう評価し、どう対策を講じてきたかなどについて説明した。 議員から「避難計画は完全か」「部品が老朽化したら事故が起きやすくなるのでは」などと質問が出たが、九電側は「（深刻な）事態を拡大させないよう訓練している」「点検の周期を早めるなどしたい」などと応じた。その後、委員長を除く１０人で賛否を採決。１人をのぞく全員が賛成し、再稼働を承認した。（原口晋也）
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