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築地市場 土地の履歴調査で土壌汚染のおそれ

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開場から80年余りがたち、 老朽化が進む東京・ 築地市場で、 都が、 過去の 土地の 履歴を調べたところ、 戦後、 アメリカ軍の 施設があったことなどから、 「…
開場から80年余りがたち、老朽化が進む東京・築地市場で、都が、過去の土地の履歴を調べたところ、戦後、アメリカ軍の施設があったことなどから、「土壌汚染のおそれがある」と判断していたことがわかりました。都は今後、土壌調査を行う方針で、仮に汚染が確認されれば、小池知事の市場の移転の判断に影響を与える可能性があります。 都によりますと、築地市場が豊洲へ移転した場合、跡地に環状2号線を通すことが予定されていることから、都の建設局が条例に基づいて、過去に土地がどのように使われてきたか履歴を調べました。 その結果、戦後、アメリカ軍のドライクリーニング工場の洗剤用のタンクがあり、有機系の薬品を使ったと見られることに加え、今も市場の敷地内に「ターレ」と呼ばれる小型の運搬車を修理するための整備工場があり、塗装やバッテリー交換などを行っていることから、「土壌汚染のおそれがある」と判断していたことがわかりました。 一方、築地市場でこれまでに行われた駐車場の増設工事など8件の工事でも土壌汚染がないかなどを確認する必要がありましたが、都の市場を担当する部署が行っていなかったことがわかりました。 このため、都は今後、すでに行った8件の工事について、敷地の一部の土壌を採取して調査する方針で、仮に汚染が確認されれば、小池知事の市場の移転の判断に影響を与える可能性があります。

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