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17歳中尾さんが3位=日本人2人入賞-ローザンヌ国際バレエ

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NewsHub【2月5日 時事通信社】若手ダンサーの登竜門として知られる「ローザンヌ国際バレエコンクール」第45回大会の最終選考が4日、行われ、ドイツのマンハイムバレエアカデミーに留学中の中尾太亮さん(17)=松山市出身=が3位に入賞した。さいたま市でバレエを学ぶ山元耕陽さん(15)も4位に入り、奨学金の対象となる8人のうち日本人が2人を占めた。 中尾さんは母の影響を受けて7歳でバレエを始め、2014年からドイツに移った。昨年の同コンクールでは入賞を逃しただけに「1年ぶりに帰ってきて踊れた。受賞は信じられない」と喜び、「きれいに踊れるダンサーを目指したい」と抱負を語った。山元さんも「最高の舞台で踊れただけでなく、賞までもらえた。目標は達成できた」と満足げに話した。 審査員を務めたベルギーロイヤルフランダースバレエ団の主席ダンサー、齊藤亜紀さんは「ローザンヌコンクールは現在の演技の優劣だけでなく将来性を評価する場。出場者はありのままの自分を表現することを恐れないでほしい」と語った。 コンクールにはビデオ選考を勝ち抜いた16カ国の66人が参加。最終選考には日本人4人を含む20人が進み、「クラシック」と「コンテンポラリー」の2部門で技を競った。優勝はイタリアのミケーレ・エスポジートさん(17)だった。入賞者には1万6000スイスフラン(約181万円)の奨学金と、希望するバレエ学校に1年間留学する権利が与えられる。(c)時事通信社

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