記者が現場に到着したの は、 女児が転落してから約50分後の 午後6時前。 井戸がある空き地の 周辺は、 すでにビニールシートで覆われていた。 付近には消防車や救急車が待機しており、 間もなく井戸の 近くに担架が運び…
記者が現場に到着したのは、女児が転落してから約50分後の午後6時前。井戸がある空き地の周辺は、すでにビニールシートで覆われていた。付近には消防車や救急車が待機しており、間もなく井戸の近くに担架が運び込まれた。ライトがつけられ、消防による救出活動が続いた。
あたりが薄暗くなり始めた午後6時10分ごろ、女児を乗せた担架が見えた。担架は消防隊員らに囲まれながらゆっくりと救急車に運び込まれた。その際、救急車からは泣き声が聞こえた。女性の声だった。救急車の周りには、人だかりができていた。
救助活動を見ていた近所の理容師の女性(62)は、サイレンを聞いて外に出てみると、井戸の中から「ママ、ママ」という女児の声が聞こえたという。井戸の近くには母親とみられる女性が立っており、「ママはここにいるからね」と呼びかけていたという。この空き地にはもともと銭湯があり、数年前に更地になったという。井戸は普段、厚さ10センチくらいのふたで覆われていたという。(根津弥)
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