北朝鮮が６日、 弾道ミサイル４発を日本海に向けて同時に発射したことを受けて、 国連の 安全保障理事会は日本時間９日午前０時から緊急の 会合を開く予定…
北朝鮮が６日、弾道ミサイル４発を日本海に向けて同時に発射したことを受けて、国連の安全保障理事会は日本時間９日午前０時から緊急の会合を開く予定です。日本、アメリカ、韓国の３か国は、ミサイルが日本の排他的経済水域に落下したのは深刻な脅威だとして、より厳しい対応を打ち出したい考えです。 北朝鮮は６日、北西部から日本海に向けて弾道ミサイル４発を同時に発射し、３発が発射地点から東におよそ１０００キロ離れた日本の排他的経済水域に落下しました。 これを受けて、国連の安全保障理事会は日本とアメリカ、韓国の３か国の要請を受けて、８日午前１０時（日本時間９日午前０時）から緊急の会合を開く予定です。 北朝鮮の弾道ミサイル発射をめぐって、ことし、安保理で緊急の会合が開かれるのは先月に続いて２回目です。 これに先立って、安保理は７日、「地域をさらに不安定化させるもので、安保理に対する挑戦だ」として、発射を強く非難する報道機関向けの声明を発表しました。 今回発射されたミサイル４発のうち、３発が日本の排他的経済水域に落下したことから、日米韓３か国は地域の安全への深刻な脅威だと受け止めており、北朝鮮に対してより厳しい対応を打ち出したい考えです。 ただ、北朝鮮の後ろ盾である中国はミサイルの発射を非難しつつも、米韓合同軍事演習が地域の緊張を高めていると主張していて、国際社会がどこまで強いメッセージを一致して発することができるのかが焦点となります。
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