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雪崩危険「認識なかった」=「取り返しつかない」と涙も-会見で山岳部顧問

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生徒ら8人が死亡した栃木県那須町の 雪崩事故を受け、 29日に開かれた県立大田原高校側の 記者会見では、 登山講習会を主催した県高校体育連盟登山専門部の 委員長を務める、 山岳部顧問の 猪瀬修一教諭に質問の 大半が集中した。 講習会の 責任者だった猪瀬教諭は「安全だと思った」 な
生徒ら8人が死亡した栃木県那須町の雪崩事故を受け、29日に開かれた県立大田原高校側の記者会見では、登山講習会を主催した県高校体育連盟登山専門部の委員長を務める、山岳部顧問の猪瀬修一教諭に質問の大半が集中した。講習会の責任者だった猪瀬教諭は「安全だと思った」などと落ち着いた口調で状況を説明する一方、「取り返しがつかない」と涙交じりになる場面もあった。 猪瀬教諭は事故当時、麓の旅館に待機しており、現場にはいなかった。ラッセル訓練の実施は現場の教員らと電話で話して決めたと説明し、「絶対安全だと思っていた」と強調した。スキー場付近を訓練場所に選んだことについても、「危険な場所という認識はなかった」などと何度も繰り返した。
一方、結果として大事故につながったことについて問われると、しばらく絶句し、「本当に反省しなければいけないと思っている」と謝罪。涙を浮かべ、「取り返しがつかない。中止の判断をしていればこんなことにはならなかった」と、言葉を絞り出すように語った。 会見開始から約2時間で、「体調面を考慮して」(県教育委員会)退席。今後の検証委員会の調査に「誠実に対応します」と述べ、深々と一礼した。(2017/03/29-23:22)

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