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首相 日本とEUのEPAの大枠合意を急ぐ考え

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ヨーロッパ4か国を歴訪する安倍総理大臣は、 日本時間の 20日未明、 最初の 訪問国ドイツに到着し、 情報通信に関する産業見本市の 開催前の 催しに出席し…
ヨーロッパ4か国を歴訪する安倍総理大臣は、日本時間の20日未明、最初の訪問国ドイツに到着し、情報通信に関する産業見本市の開催前の催しに出席して、日本とEU=ヨーロッパ連合のEPA=経済連携協定の大枠合意を急ぐ考えを示しました。安倍総理大臣は、日本時間の20日夜、メルケル首相と首脳会談を行うことにしています。 安倍総理大臣は、日本時間の20日午前2時40分ごろ、ドイツの北部にあるハノーバーに到着し、その後、メルケル首相とともに、世界最大級の情報通信に関する産業見本市の開催前の催しに出席しました。 この中で、安倍総理大臣は「日本はドイツとともに開かれた体制を守るチャンピオンでありたい。そこには、公正で民主主義の評価に耐えるルールが必要だ。一部の人だけに富が集まる、あるいは無法者が得をする状態を作ってはならない」と述べ、自由で公正な貿易の重要性を強調しました。 そのうえで、安倍総理大臣は「自由と人権を尊び、民主主義のルールを重んじる日本とドイツ、さらに日本と欧州は連携しなければならない」と述べ、日本とEU=ヨーロッパ連合のEPA=経済連携協定の大枠合意を急ぐ考えを示しました。 安倍総理大臣は、日本時間の20日夜、メルケル首相と首脳会談を行い、シリアや北朝鮮情勢など国際社会が直面する安全保障上の課題や、保護主義的な主張が勢いを増す中で、日本が重視する自由で公正な貿易をいかに堅持していくかについて、意見を交わすことにしています。

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