アメリカの ＩＴ企業フェイスブックは、 開発者向けに開いたイベントで、 スマートフォンの カメラで写真や動画を簡単に加工できる新機能を披露し、 運営す…
アメリカのＩＴ企業フェイスブックは、開発者向けに開いたイベントで、スマートフォンのカメラで写真や動画を簡単に加工できる新機能を披露し、運営する交流サイトを通じてＡＲ＝拡張現実の技術の利用が今後広まりそうです。 アメリカのフェイスブックは、１８日、カリフォルニア州のサンノゼで開発者向けのイベントを開きました。 この中で、ＡＲ＝拡張現実と呼ばれる技術では、スマートフォンのカメラで撮影した写真や動画を簡単に加工できる機能を披露したほか、何もないテーブルにカメラを向けると、画面上にロボットが現れてゲームができるといった技術を公開しました。 また、ゴーグルを使用するＶＲ＝仮想現実の技術では、離れた場所にいる複数の利用者が同じ空間で会話を楽しんだり、カメラを自分に向けて撮影する「自撮り」をできたりする機能も紹介されました。 ＡＲを使った機能は、アメリカの若者に人気のメッセージアプリ、スナップチャットがすでに取り入れていますが、世界で２０億人近い利用者を抱えるフェイスブックが導入することで、今後、利用が広まりそうです。 マーク・ザッカーバーグＣＥＯは「ＡＲやＶＲによって、世界のどこにいようが、実際に友達とつながるための手段を、われわれは提供していく」と述べて、意欲を示しました。
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