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マレーシア訪問の皇太子さま「若い方々の思いうれしい」

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マレーシア訪問4日目の 皇太子さまは16日、 クアラルンプールの 宿泊先で同行記者団の 取材に応じた。 訪問を通じて「特に若い方々が日本とマレーシアの 懸け橋になりたいと強く思っていることを大変うれしく思った」 …
マレーシア訪問4日目の皇太子さまは16日、クアラルンプールの宿泊先で同行記者団の取材に応じた。訪問を通じて「特に若い方々が日本とマレーシアの懸け橋になりたいと強く思っていることを大変うれしく思った」と感想を述べた。
マラヤ大学で天皇、皇后両陛下が1970年の皇太子ご夫妻時代に植えた木を見たことに触れ、「立派に成長して根が深く張っていることが象徴するように友好関係が深まっていく感じを持った」。自身が植えた木も「これから更に根を張って友好関係の増進に貢献するのであれば大変うれしく思う」と期待を述べた。
一方、分断が指摘される国際情勢についても言及。「マレーシアの持つ寛容性は色々な面で参考になるのではないか」と話した。
これに先立ち、宿舎では両国にゆかりのある日系人の家族らと対面。戦時中、日本人であることから英国によってインドに抑留され、戦後に帰国したマレーシアで困窮する学生や民間企業の進出などを支援した故・森敬湖さんの次男カツノリさん(77)が「(父は)インドに連れて行かれました」と話すと、「苦労されましたね」と声をかけた。対面後、カツノリさんは「ものすごく光栄です」と話した。
また、クアラルンプールでは「高校生日本語弁論大会」に出席。この日参加したマレーシアの高校生14人の中で最も優れた成績を収めた生徒のスピーチを聞いた皇太子さまは、入賞者ら5人との懇談で「すばらしかったです」とねぎらい、「準備は大変でしたか」などと質問。「これからもいいスピーチをしてください」と激励した。
この日午前には、マレーシア伝統のバティックを着て国立博物館を訪問。夜は王宮でムハマド5世国王を表敬し、晩餐(ばんさん)会に臨んだ。17日に帰国する。(クアラルンプール=多田晃子)

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