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名古屋市長選:河村たかし氏が選挙公約を発表

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名古屋市長選(9日告示、 23日投開票)で3期目を目指す現職の 河村たかし氏(68)は5日、 選挙公約を発表した。 名古屋城天守閣の 木造復元を核とした街づくりやスクールカウンセラーの 市立の 全小中学校への 配置拡充など5項目を柱とした。
名古屋市長選(9日告示、23日投開票)で3期目を目指す現職の河村たかし氏(68)は5日、選挙公約を発表した。名古屋城天守閣の木造復元を核とした街づくりやスクールカウンセラーの市立の全小中学校への配置拡充など5項目を柱とした。
公約のタイトルに、市民税減税の理念として「庶民ファースト~税金を1円でも安く」と記し、減税そのものは今年度に効果を検証する予算を組んだため項目から外した。
4年前の前回市長選で3大公約の一つだった、市議報酬年800万円の恒久化については重点項目から外し、「800万円を軸に、討論会などで市民が納得する形にする」とトーンを下げた。市議会の主要3会派の主導で1454万円に増額されている。
2014年3月の会議を最後に議論が停滞している「中京都構想」には触れず、愛知県と意見が対立している名古屋港・空見ふ頭の大規模展示場構想は盛り込んだ。
河村氏は「天守閣木造化が動き出す『観光元年』。ニューヨーク、ロンドン、パリ、名古屋と言われる都市を目指す」と話した。
同市長選では、立候補を予定する前副市長の岩城正光氏(62)も4日に公約を発表した。【三上剛輝】
■河村氏の主な公約
・名古屋城天守閣の木造化を引き金に、大須や栄など全体の魅力ある街づくり
・子ども応援委員会のスクールカウンセラーを全小中学校に拡充
・敬老パスを値上げせず、タクシー割引を導入
・リニア名古屋駅整備の国家プロジェクト化
・市長給与800万円の継続
■岩城氏の主な公約
・小学校給食費の無償化
・敬老パスの私鉄利用への拡充
・県と連携した防災、減災対策
・栄に女性、若者が楽しめる広場を整備
・市民が評価する「市長の通信簿」導入
・学習支援や居場所づくりになる「子ども食堂」の開設
・議会改革は、議員定数を議会と相談

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