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文科相「萎縮しないで」=天下り問題の中、入省式:

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組織的な天下りが明らかになった文部科学省で3日、 2017年度新規採用職員の 入省式が行われた。 一連の 問題で同省は、 国家公務員法に違反する天下りが計62件あったと認定し、 元事務次官を含む43人を処分。 松野博一文科相は「文科省は国民の 皆さんの 信頼を著しく損ねたが
組織的な天下りが明らかになった文部科学省で3日、2017年度新規採用職員の入省式が行われた。一連の問題で同省は、国家公務員法に違反する天下りが計62件あったと認定し、元事務次官を含む43人を処分。松野博一文科相は「文科省は国民の皆さんの信頼を著しく損ねたが、皆さんが萎縮する必要はない。自分の理想、初心を忘れることなく元気に働くことを期待する」と訓示した。
式では1日付で採用された58人に辞令を交付。入省者を代表し、伊藤充哉さん(22)が「誰もが夢や目標に向かって努力できる社会をつくりたいと思い、文科省の門をたたいた。初心を忘れず、向上心を持ち誠実に職務に当たる」とあいさつした。
文科省は3日、天下りあっせん問題を受け、水落敏栄、義家弘介両副大臣をトップとする省内検討チームを発足させ、初会合を開催。義家副大臣は冒頭、「上司や先輩に対する過剰な配慮や組織風土が問題の背景の一つ。今こそ国民のための行政として何が重要か再確認し、真の政策省庁として生まれ変わる最大の契機だ」と語った。
チームは今後、組織の改革や再発防止に向けた取り組みを検討。義家氏は、早急に必要な対策を4月末から始まる大型連休ごろにまとめる考えを示した。(2017/04/03-12:34)

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