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毒ガス攻撃か、58人死亡=死傷者搬送先も空爆-「政権側が実行」・シリア:

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【カイロ時事】 シリア北西部イドリブ県の 反体制派が支配する町ハンシャイフンで4日、 毒ガス使用が疑われる上空からの 攻撃があり、 在英の シリア人権監視団によると少なくとも58人が死亡、 数十人が負傷した。 また、 地元住民によれば、 死傷者の 搬送先の 病院も空爆された。 人権
【カイロ時事】シリア北西部イドリブ県の反体制派が支配する町ハンシャイフンで4日、毒ガス使用が疑われる上空からの攻撃があり、在英のシリア人権監視団によると少なくとも58人が死亡、数十人が負傷した。また、地元住民によれば、死傷者の搬送先の病院も空爆された。
人権監視団は、攻撃について「アサド政権か(同政権を支援する)ロシア軍の戦闘機が実行した」と指摘。攻撃があった後、現場では多くの人々が呼吸困難に陥るなど、毒ガスによるとみられる被害が広がったという。
一方、呼吸困難の症状が出ている人々が治療を受ける病院にも空爆があった。住民のオスマン・ハニ氏(29)は取材に対し「病院は攻撃で機能しなくなった。実際に被害を受けた人は300人以上はいる」と惨状を訴えた。毒ガス使用を隠蔽(いんぺい)するため、搬送先が標的となった可能性もある。
反体制派「国民連合」は国連に対し、安保理の緊急会合を開き至急調査を行うよう要請した。
AFP通信によると、欧州連合のモゲリーニ外交安全保障上級代表(外相)は、アサド政権に「一義的な責任がある」と語った。一方、ロシア国防省は「ロシア機はハンシャイフン付近で空爆を行っていない」と述べた。
アサド政権をめぐっては、これまでも反体制派に対する毒ガスなど化学兵器の使用が疑われてきたが、政権側は否定している。(2017/04/04-22:41)

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